宮城遠征第一弾から帰還。NPO法人地球の楽好(http://www.chikyuunogakkou.blogspot.com/)のプロジェクトにフェンスワークス(http://www.fenceworks.jp/index.html)宮城PTチームとして参加。これから1年間に渡り、毎月宮城県へ飛ぶことになりました。
震災直後には被災地に直接関わることができなかったのですが、震災から1年が経とうとする今、ようやく出番が回ってきました。当初からおそらく1年後に様々な心理的なサポートグループが必要とされるだろうと予測していたように、現地の方々の心のケア、またそれをサポートするスタッフサイドの心理的ケアが求められています。我々はPCAをベースとした即興劇などを用い、現地の子どもたちや、それに関わる大人の方々のケアにあたります。
第一回目の遠征では、中学校、地域スタッフ、保育園、高校を回りワークショップをしてきました。長旅と慣れない場所での移動、チーム缶詰生活、毎夜遅くまでのミーティングと、身体的にも辛いのですが、それよりも、被災地の方々の想像を絶する体験をお聞きすることによる心労の方が数倍大きい。その意味でも、サポート側のチームミーティングが欠かせないのでした。
スタッフの代表の方が、県外から来ていただく方々への二次被害を懸念するとおっしゃっていました。それだけ、被災地の方々の受けた衝撃は重く深いのです。その体験を聞く人も、何らかの影響を受けずには済まない。(実は僕自身も今、被災地から戻りましたが、この経験を語る人がいません。スタッフで後日ミーティングすることになっていますが、話せないというのはそれだけで辛いことです)。
当然辛く悲しいお話が多いのですが、そんな中でも今回感じたことは子どもたちのエネルギー、その力。家や家族を失った子どももたくさんいます。心に深い傷を負っているここと思いますが、彼らには未来があります。これから人生を生き抜こうとする力を、希望を感じました。その真剣な眼差しに本当にこちらが救われました。
そして重要なのは、県外(外部)からの人間が短期間だけ関わって去っていくということは、それはそれで必要なこともあると思いますが、一方そういう関わりが現地の方々にとってどうなのかということも考えなければなりません。今回のプロジェクトには、我々が提供する舞台構造を使ったメゾットを現地の方が使えるようになり、現地で現地の方々が展開できるような仕組みを作ることも含まれています。そしてそれが可能であることは、最終日の高校生と先生との関わりで実感しました。
この地球の楽好さんのプロジェクトに参加するのは今のところ1年間の予定ですが、その間に様々なご縁が繋がり出すことでしょう。またこのブログでも経緯を記していきたいと思います。
震災直後には被災地に直接関わることができなかったのですが、震災から1年が経とうとする今、ようやく出番が回ってきました。当初からおそらく1年後に様々な心理的なサポートグループが必要とされるだろうと予測していたように、現地の方々の心のケア、またそれをサポートするスタッフサイドの心理的ケアが求められています。我々はPCAをベースとした即興劇などを用い、現地の子どもたちや、それに関わる大人の方々のケアにあたります。
第一回目の遠征では、中学校、地域スタッフ、保育園、高校を回りワークショップをしてきました。長旅と慣れない場所での移動、チーム缶詰生活、毎夜遅くまでのミーティングと、身体的にも辛いのですが、それよりも、被災地の方々の想像を絶する体験をお聞きすることによる心労の方が数倍大きい。その意味でも、サポート側のチームミーティングが欠かせないのでした。
スタッフの代表の方が、県外から来ていただく方々への二次被害を懸念するとおっしゃっていました。それだけ、被災地の方々の受けた衝撃は重く深いのです。その体験を聞く人も、何らかの影響を受けずには済まない。(実は僕自身も今、被災地から戻りましたが、この経験を語る人がいません。スタッフで後日ミーティングすることになっていますが、話せないというのはそれだけで辛いことです)。
当然辛く悲しいお話が多いのですが、そんな中でも今回感じたことは子どもたちのエネルギー、その力。家や家族を失った子どももたくさんいます。心に深い傷を負っているここと思いますが、彼らには未来があります。これから人生を生き抜こうとする力を、希望を感じました。その真剣な眼差しに本当にこちらが救われました。
そして重要なのは、県外(外部)からの人間が短期間だけ関わって去っていくということは、それはそれで必要なこともあると思いますが、一方そういう関わりが現地の方々にとってどうなのかということも考えなければなりません。今回のプロジェクトには、我々が提供する舞台構造を使ったメゾットを現地の方が使えるようになり、現地で現地の方々が展開できるような仕組みを作ることも含まれています。そしてそれが可能であることは、最終日の高校生と先生との関わりで実感しました。
この地球の楽好さんのプロジェクトに参加するのは今のところ1年間の予定ですが、その間に様々なご縁が繋がり出すことでしょう。またこのブログでも経緯を記していきたいと思います。