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さて、8月の最終日に、「呼吸するお寺」「日本一若者が集うお寺」としてメディアでも度々取り上げられている『應典院(おうてんいん)』でプレイバックシアターのワークショップが開催されます。この夏、最後のビッグイベントです。お見逃しなく!
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シアター・ザ・フェンス   橋本 久仁彦 あいさつ
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應典院という大阪のお寺をご存知でしょうか?

「日本で一番若者が集まるお寺」、「演劇の應典院」などいろんなキャッチフレーズがあり、マスコミやテレビを通じてご存知の方もあるかもしれません。

浄土宗大蓮寺の塔頭寺院として1614年に創建されましたが、1997年に再建され、地域の文化・教育活動にエネルギーを注ぐ民衆に開かれたお寺として注目を浴びるようになりました。

さまざまなジャンルのユニークな人材とネットワークを作り、演劇祭や講演会をはじめ、コモンズフェスタ、寺子屋トークなど魅力的な活動を発信し続けています。


先ごろ、その應典院の代表である秋田光彦師とお目にかかるご縁がありました。短い時間でしたがお互いに熱いエネルギーを感じた楽しい時間でした。

その後すぐに秋田師自らビヨンド・ザ・フェンスに来てくださり、テラーとなって葬儀にまつわるタフなストーリーを語ってくださいました。アクターも必死に応えて手に汗握る真剣なプレイバックとなりました。


「自己の内面を他者によって「表現」されるという不思議な体験。都市の片隅で、静かにコミュニティの秘儀を交わすような。昔、アジアの路上で見たコミュニティプレイを思い出した。演劇は儀礼だ。・・・・エンタメ本位になりがちな最近の演劇に、そもそも演劇が持つ潜在力と可能性を突きつける。」(秋田師)

「中世、芸術は権力に奉仕し、近代以降は市場に奉仕した。戦争や金儲けを正当化するために芸術は動員されたとも言える。現代の課題は、芸術が市民に奉仕できるか否か。権力や資本におもねらないポジションを確立できるか。」(秋田師)


と語る秋田師はご自身、演劇や映画製作にも関わられた舞台人でもあります。僕は秋田師の言葉に大いに勇気づけられて、ますます元気になりました。

すると、とんとん拍子にフェンスワークスと應典院の共同企画が成立しました。8月31日、應典院の劇場仕様の本堂である円形ホールに、シアター・ザ・フェンス登場です。

同時にプレイバックシアターのワークショップやアフタートークも行います。刺激的で密度の濃い空間になりそうです。


このよい機会を、すでに「コミュニティの秘儀を交わし」続けている仲間であると感じ ている皆様とぜひご一緒したいと思います。

プレイバックシアターや舞台が初めての方もお気軽にどうぞ。
そもそも舞台空間に出入りすることに経験など関係ないのです。


皆様の「存在」を持って成立するお祭りなのですから。

シアター・ザ・フェンス   橋本 久仁彦

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お問い合わせ/申込は下記、フェンスワークス田中まで!
http://ptproduce.com/outeninPT.html
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【日時】2010年8月31日(火)


1【13:30 プレイバックシアターワークショップ】
  <橋本 久仁彦 (PTProduce)>

2【16:30 プレイバックシアターパフォーマンス】
  <シアター・ザ・フェンス>

3【18:45 ロビートーク】
  <秋田 光彦(應典院)×橋本 久仁彦(PTProduce)>

【場所】應典院 http://www.outenin.com/index.php

【参加費】

■1,2,3通しで参加の場合  4,000円
■2のみの参加         1,000円
■3のみの参加           500円

※なお、1のみの参加の場合も4,000円となります。参加費は当日受付でお支払いください。


【お申込み お問い合わせ】

上記1,2,3からご参加される番号をお選びいただき、お名前/メールアドレス/携帯電話番
号(当日の緊急連絡先として)を明記の上、下記アドレスまでご連絡ください。

fenceworks2010@gmail.com (担当 フェンスワークス 田中)
08010497137(田中携帯)
http://ptproduce.com/outeninPT.html



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プレイバックシアターって?
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プレイバックシアターは、ジョナサン・フォックスにより1975年にアメリカで生まれました。

楽しいレクリエーションから心理治療、コミュニティ作り、スピリチュアルな自己実現まで幅広い射程を持つ即興心理劇です。

現在アメリカをはじめ、ヨーロッパ、ニュージーランド、オーストラリアなど世界の約30の国々に広がっており、日本には1984年に入ってきました。教育、精神治療、演劇、社会福祉などの分野で実践され、一般にも気軽に楽しむ人の数が増えています。

創始者のジョナサンは次のように語っています。

○プレイバックシアターの目的は批判なしに人の話に耳を傾けることができ、集団の中で自発的に行動し、心を開けるようになることです。

○プレイバックシアターは劇場ではありませんが、とてもドラマチックです。

○プレイバックシアターは決して治療法ではありませんがとても治癒力があります。

○プレイバックシアターはゲームではありませんが、とても愉快です。

○私はプレイバックシアターが洞察力、健全な人間関係、そして新たな創造性への有力な手がかりだと信じています。

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enjuももちろん参加します。今回はプレイバックシアターのミュージシャンとして招集されました。そして現在はフェンスのインターン生でもあります。

應典院に関心のある方、演劇に関心のある方、心理療法に関心のある方、場作り、ファシリテーションに関心のある方、その他、ピンときた方、8月最後の日に、應典院でお会いしましょう!

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お申し込みは http://ptproduce.com/outeninPT.html
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