今日は『突けば槍、払え薙刀、持たば太刀、丈はかくにも外れざりけり』とうたわれる杖道の演武会。
初めての演武会だったが、新しい帯で気持ちもぱりっとして引き締まっていたからかな?思ったほど緊張はなかった(上がり症なので)。

昔舞台の上で大見得切っていたのが嘘みたいだ。でもシャイな人ほどいざステージに上がるとまったく変身するのも事実だしなぁ。

普段大勢の人の前では、いつも他の目が気になって、ついつい期待された(と思う)動きをしてしまいがちな僕だが、今日は不思議と集中できた。この感じ、なかなかいいぞ。

普段の稽古通りの演武ができた、と思う。客観的にはわからないが、主観的には力みもなく、型に忠実に演舞できた感覚があった。

結果的に思いがけず優良賞をもらった。表彰されたり、賞をもらうのって新鮮だなぁ。今までそんなのに縁がなかったし、興味もなかったが(一皮剥げば餓鬼まるだしだが)、こういう「かたち」も悪くないなぁ。素直に嬉しい。そう嬉しいのだ。。。初心者にはいい外発的動機付けだね。

が、武道。なにか貰うためにやるもんではない。こういうの仏道で徹底的に教えて貰ったなぁ。

と、いうことで初演武会は無事終了。こんど砂浜とかでやってみようかな。ナルシスト全開で(笑)